豊田市の皆様、街の屋根やさん西三河店です。

最近注目を浴びている金属製の屋根材、ジンカリウム鋼板。
最近は金属屋根も人気も出てきており、ジンカリウム鋼板の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
耐久性や景観に優れ、軽量で耐震性もあるジンカリウム鋼板は、メンテナンスが容易で経済的な選択肢として人気の屋根材ですが、一方で注意点もあります。

ジンカリウム鋼板とは

ジンカリウム鋼板は金属製の屋根材の一種であり、最近ではその耐久性や景観に優れた特徴から人気が高まっています。

ジンカリウム鋼板は鋼板にアルミ、亜鉛、シリコンのメッキを施し、錆びや穴あきから保護する役割を果たしています。
また、ジンカリウム鋼板は軽量な屋根材としても注目されており、耐震性を考慮したリフォームにも適しています。

ジンカリウム鋼板のメリット

ジンカリウム鋼板は、屋根の素材として利用されることがあります。

そのメリットとしては、耐久性が高く、長期間にわたって美しい外観を保つことができる点が挙げられます。

また、耐候性にも優れており、雨や風、紫外線などの影響を受けにくいため、劣化や変色が少ないという特徴があります。

さらに、メンテナンスが比較的容易であり、定期的な塗り替えや補修が必要ないため、経済的な面でも利点があります。

軽量である点も見逃せません。最近では耐震性の点から屋根の重量を軽くされる方が多いですが、ジンカリウム鋼板は非常に軽量です。

ジンカリウム鋼板は、外壁の保護や美観の維持において優れた選択肢となる素材です。

ジンカリウム鋼板のデメリット

ジンカリウム鋼板のデメリットには、表面の石粒がはがれること、断熱性が劣ること、値段が少し高いことがあります。

施工中には石粒が落ちる可能性がありますが、メンテナンスキットを用意しているため致命的な弱点ではありません。

また、断熱性はガルバリウムに比べて劣ります。国産の製品が少ないため、海外製を輸入する場合は価格が高くなることや、施工できる業者が限られることもデメリットです。

また断熱材が一体化している製品がいまのところないため、ガルバリウム鋼板のスーパーガルテクトなどよりも断熱効果が劣ります。

ジンカリウム鋼板とガルバリウム鋼板の違い

ジンカリウム鋼板はガルバリウム鋼板やトタンと同様に鋼を使用していますが、表面のメッキの材に違いがあります。
組成だけでいうと、ともにアルミニウムの組成が55％のため、大きな違いはありません。

では、何が違うかというとガルバリウム鋼板はストーンチップが葺きつけてあり、ジンカリウム鋼板は自然の石粒付きの鋼板というところです。

ガルバリウム鋼板も耐久性の高い素材ですが、ジンカリウム鋼板の耐久性は30～50年程優れています。

金属屋根として人気のジンカリウム鋼板。耐久性の面でも非常に優秀で、屋根の葺き替えなどをお考えの方はぜひご検討ください。

ただ、葺き替えなどの工事には屋根の形状や環境を含め、様々な配慮が必要です。長くお住まいを保つためにどう検討すべきか？

街の屋根やさんでは無料点検を実施、相談も無料で承ります。何かご検討の際は、お気軽にご相談ください。