豊田市の瓦屋根にて、耐震性を高める軽量瓦の特徴をお知らせします
三州瓦の産地でもある豊田市では、瓦屋根のお宅をよく見かけます。
瓦屋根は見た目の素晴らしさはありますが、その重さ故に耐震性などに問題ももっています。
他の屋根材もよいのだけど、やはり瓦がよいな、というお宅もあるでしょう。
要は軽ければよいのでは? とお考えの方。
軽量瓦はご存じでしょうか?
軽量瓦は従来の日本瓦とは異なり、軽い素材で作られ、地震などの災害時に安全性が高まります。
メンテナンスが楽で費用対効果も高い一方で、いくつかデメリットも存在します。
当記事では軽量瓦について、お知らせします。
軽量瓦とは従来の日本瓦とは異なり、軽い素材で作られた屋根材です。
最近では屋根材として軽いガルバリウム鋼板などの金属屋根も人気ですが、こちらは軽量の屋根材です。
まとめて軽量瓦と呼ぶ場合もあるのですが、本記事では瓦の形をなしつつ軽量のものでお話させていただきます。
軽量瓦は従来の瓦からのリフォームもしやすく、和風のお住いにも馴染む特徴があります。
軽量瓦のメリットとしては、メンテナンスが楽になること、費用対効果が高いこと、防災性能が優れていることが挙げられます。
1. メンテナンスが楽になる軽量瓦は寿命が30年程度あり、屋根の葺き替え工事を短期間で行う必要がありません。スレート屋根などと比べるとメンテナンスの機会は少なくて済みます。
2. 費用対効果が高い軽量瓦は軽量屋根材など比べるとお値段はかかりますが、メンテナンスの必要性が少なく、30年単位で考えると費用対効果が高いです。
3. 防災に優れている軽量瓦は防災性能が高く、地震などの災害時に安全性が向上します。
一般的な瓦屋根よりも軽いため、瓦が崩れたり建物が倒壊する可能性が減ります。
また防災面で取付などに特殊な加工をされているものが多く、耐震性は向上しています。
耐震性の面で大きなメリットのある軽量瓦ですが、一方でデメリットも存在します。
1. 耐久性の低下
軽量瓦は従来の瓦よりも軽い素材で作られているため、強風や大雨などの自然災害に対しては、従来の瓦よりも脆弱であることがあります。
2. 施工の難しさ
軽量瓦は特殊な工法で固定されることもあり、施工できる業者が限られている場合があります。また、軽量瓦の形状やサイズが従来の瓦と異なる場合もあり、施工の際には適切な技術や知識が必要です。
3. 見た目の制約
軽量瓦は従来の瓦よりも軽いため、厚みや質感が異なる場合があります。
そのため、従来の瓦のような風合いや美しさを再現することが難しい場合もあります。また、軽量瓦の種類やデザインの選択肢も限られていることがあります。
4. コストの面
軽量瓦は従来の瓦よりも比較的安価ですが、それでも高価な場合があります。また、軽量瓦の施工には特殊な技術や材料が必要な場合があり、それに伴う費用もかかることがあります。
ただ、長年の利用で考えた場合、コストパフォーマンスは良いと言えます。
主に防災面においてメリットの多い、軽量瓦ですが防災瓦についてもお知らせ致します。
防災瓦は、地震や台風などの自然災害による被害を最小限に抑えるために開発された建築材料です。
通常の瓦と比べて耐震性や耐風性が高く、地震や台風などの強い衝撃や風圧にも耐えることができます。また、防災瓦は破損した場合でも、個別に交換が可能なため、修理やリフォームが容易です。
防災瓦の取り付け方法は、通常の瓦と同様に行われますが、特殊な技術や工具が必要な場合もあります。そのため専門の施工業者に依頼することをおすすめします。また、防災瓦の取り付けには、建物の構造や地域の気候条件に合わせた適切な設計が必要です。
防災瓦は、建物の耐震性や耐風性を向上させるだけでなく、住民の安全を守る役割も果たします。
地震や台風などの自然災害による被害を最小限に抑えるためには、防災瓦の導入を検討するのもよいと思われます。
お家の形状やデザインによっては瓦が一番映える場合もあります。
でも耐震性などを考えると、、、と不安な方は、ぜひ軽量瓦への葺き替えをご検討ください。
長く大事なお住まいを守るためにも、屋根のことを考えることは重要です。
専門性の高い工事でもあります。
ご検討の際はぜひ、街の屋根やさんにご相談ください!
9時~17時まで受付中!
0120-947-660