豊田市の皆さん、街の屋根やさん西三河店です！

最近、流行りの軒ゼロ住宅ですが室内スペースを広く確保できる一方で、雨漏りのリスクが高まることがあります。
この記事では、なぜ軒ゼロ住宅が雨漏りしやすいのか、そしてどのような対策が必要なのかについて詳しく解説します。

軒ゼロ住宅とは？

軒ゼロ住宅とは、文字通り軒がない、または軒が短い住宅のことを指します。

屋根の軒とは、お住いの屋根のうち、外壁や窓、玄関などよりも外側に突き出ている部分を指します。
軒は、お住いを雨や雪、紫外線から守る役割を果たしています。

その部分が短い、またはないのですから当然ですがメリットもデメリットも存在します。

軒ゼロ住宅のメリット

軒ゼロ住宅のメリットは、室内スペースが広くなることとコストの軽減です。

一般的な住宅では軒を設ける必要があり、その分室内スペースが縮小しますが、軒ゼロ住宅では軒が短いため、狭小地でも広い室内スペースを確保できます。

また、軒部分の建材も不要になるため、建築時のコストも抑えることができます。

これにより、スッキリとした見た目でシンプルでスタイリッシュなデザインを実現することができます。

軒ゼロ住宅のデメリット

軒ゼロ住宅のデメリットは、雨漏りのリスクが高くなることです。

軒が短いため、雨水が外壁に直接当たり、外壁の劣化や雨水の浸入のリスクが高まります。また、外壁にヒビがある場合には、そこから雨水が浸入する危険性もあります。

軒ゼロ住宅での雨漏りのリスク

一般的な住宅は軒の長さによって外壁を雨水や日射から守っていますが、軒ゼロ住宅では軒が短いため、外壁が雨水や日射のダメージを受けやすくなります。

特に窯業系サイディングの外壁はコーキングの劣化の原因になり、亀裂が発生すれば雨水が浸入する可能性もあります。

また、軒が短く直接雨水が当たることでサッシや屋根と外壁の取り合い部分からも雨水が浸入し、腐食の原因にもなります。

そのため、軒ゼロ住宅ではこまめなメンテナンスが必要であり、雨漏りの対策も重要です。

デザイン、コストの面でメリットの多い軒ゼロ住宅ですが、一方で雨漏りのリスクも高まります。
しかし、こうした問題も日頃からチェックしておけば軽微な補修で済む場合がほとんどです。

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