安城市で瓦屋根にお住まいなら棟瓦の劣化対策をしっかり行いましょう
安城市で瓦屋根にお住まいの方なら、
棟瓦についてもご存知の方は多いのではないでしょうか。
棟瓦は瓦屋根の重要な部分であり、棟瓦の劣化が起こると屋根の防水性や安定性に影響を与えます。この記事では、
棟瓦の劣化原因と対策について詳しく解説していきますので、点検をお考えの方は参考にしてみてくださいね。
瓦屋根は、屋根材として一般的に知られていますが実際には屋根材だけでなく、他の部材や部位も重要な役割を果たしています。屋根の構造を理解するためには、まずは屋根を構成する部材や部位について知る必要があります。
屋根の構造を支える主要な部材の一つは
「垂木」です。垂木は屋根の傾斜に沿って配置され、屋根の基本となる構造材です。また、屋根を形成するためには他の部材や部位も必要であり、これらを取り付けることで屋根の形状や用途が決まります。
屋根の構造は、在来工法や木造軸組工法などの工法によっても異なります。在来工法では柱で支えるのに対し、木造枠組壁工法では面で支えるため、耐震性や使用する部材の量も異なります。
棟瓦は、瓦屋根の頂部の部材のことで、
耐用年数が長い瓦屋根の中で最も注意すべき箇所といえます。
棟瓦が劣化する原因で特に多いのは、
漆喰の劣化や防水紙の劣化です。
漆喰が劣化すると瓦がずれたり崩れたりすることがあり、台風や地震などの自然災害時に瓦が外れる危険性もあります。
日頃から瓦屋根の頂部を地上から見るだけでも、その変化に気付きことができます。ご自分で屋根の上に上ることはできませんから、棟瓦は歪んでいないだろうか、なにか白い欠片が屋根の上、地面に落ちていないか気にしてみてください。
特に
漆喰は築10年を過ぎると劣化が顕著になり、漆喰が剥がれ落ちていくと棟土が流出して崩壊に繋がったり、雨漏りを引き起こすため放っっておくのはやめましょう。
また、棟瓦周辺の
防水紙の劣化も雨漏りの原因となります。
防水紙は瓦屋根を剥がさないと確認できない為、こちらは
築20年が経過しているお住まいの方は一度防水紙の状態を業者に確認してもらうのが安心です。棟瓦周辺の工事には漆喰の詰め直しや瓦の一部交換、棟瓦取り直し工事などがあり、防水紙などが耐用年数を超えて劣化が酷い場合は
屋根葺き直し工事、
屋根葺き替え工事などが行われます。
棟瓦の修理方法には、漆喰詰め直し工事と棟瓦取り直し工事の2つがあります。
漆喰詰め直し工事は、棟瓦が破損していない場合に行われ、古くなった漆喰を詰め直すことで固定力と防水性を回復させます
既存の剥がれた漆喰に詰め重ねる方法もありますが、新しく詰め直した漆喰が剥がれてしまう恐れもある為、既存の漆喰を剥がしてから詰め直す工事が良いでしょう。
棟瓦取り直し工事は、下地が劣化していない場合に行われ、既存の棟瓦を一度取り外し、新しい葺き土や漆喰、銅線を使用して棟瓦を設置しなおします。破損している瓦があれば、新しいものと取り換えます。
安城市で瓦屋根にお住まいの方へ、棟瓦の役割や劣化対策についてお伝えしていきました!
点検をご検討中の方、ぜひ街の屋根やさん西三河店までご連絡をお待ちしています。
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