先ほどもお伝えした通り、
切妻屋根の最大のメリットは建てる時も、建てた後も、低コストで済むこと。切妻屋根は形状がシンプルで、他の屋根と比べても屋根材のカットの必要性も少なく、施工費用を抑えることができます。
雨漏りの一番の要因でもある接合部も、切妻屋根なら頂部である棟(大棟)のみとなりますから、他の屋根の形状と比べても圧倒的に切妻屋根は雨漏りしにくく、メンテナンスもしやすいです。
補足事項として、同じ切り妻屋根でも
庇(ひさし)がついていたり、
軒が短い切り妻屋根は注意が必要です。なぜなら、庇は外壁との接合部分の劣化に周囲しなければいけませんし、軒が短いお宅は屋根が受け止めた雨水が外壁に伝いやすい環境を作り出しているからです。
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庇(ひさし)の役割とは?→
軒が短いと雨漏りしやすい理由は?