安城市の皆さん、屋根カバー工事をするならデメリットも知っておくことが大切です!
築年数の経ったお住まいでは、塗装以外の屋根メンテナンスが必要になります。そこでよく選ばれるのが屋根カバー工事ですが、カバー工事を行う際には注意点もあります。この記事を読んで確認してみましょう!
屋根カバー工法は、
既存の屋根の上に新しい屋根を被せる工事であり、
屋根材の撤去や廃材処分の手間や費用を抑えることができます。
工事期間も短縮されるため、人気があります。具体的な手順としては、棟板金や雪止め金具の撤去、防水紙の敷設、板金の取り付け、新しい屋根材の葺き替え、棟板金の設置という流れです。
屋根カバー工法のメリットとしては、解体や廃材処理が少ないため、
工事費用が比較的安く抑えられ、
環境にも優しい工事であることが挙げられます。屋根材の解体をしないので
アスベストの飛散がないこともメリットでしょう。また、それらの手間がない分、工事期間も短く、通常の生活に早く戻ることができるため、人気の屋根リフォーム方法です。
一方で、
デメリットも存在します。まず、カバー工法によって
屋根の重量が増えるため、建物の
耐久性や構造に影響を与える可能性があります。そのため、
構造計算や補強工事が必要になる場合もあります。そういった重量の関係上、新しい屋根材の材質は制限され、
軽い材質のものが推奨されます。街の屋根やさんでは
ガルバリウム鋼板のような軽い金属屋根材をオススメしています。
さらに、
瓦屋根の場合は要注意です。瓦屋根は
重量的な問題や瓦が湾曲した形状になっていることが多いことから、
屋根カバー工法には向いていません。よって他の工事の方が費用やメンテナンスの面でもメリットがあるでしょう。
屋根の
下地の損傷や劣化状態によってはカバー工法の施工ができない場合もあります。特に
雨漏りが発生している場合はカバー工法では
根本的な解決にはならず、
下地のメンテナンスが必要です。
デメリットも理解して、お住まいに適切なメンテナンスを!
カバー工法は効率的なリフォーム方法として注目されていますが、紹介してきたように
メリットがあればデメリットも存在します。
屋根カバー工法を検討する際には、メリットとデメリットを把握し、
予定や予算と照らし合わせて検討することが重要です。屋根カバー工法の他にも、
屋根葺き替えや
葺き直しといった、様々なメンテナンス方法がありますので、
ご自身の状況に合わせて適切な方法を選ぶようにしましょう。
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