塗装が必要?セメント瓦のメンテナンスについて知ろう
セメント瓦をご存知ですか?もしかしたらあなたのお住まいの屋根もセメント瓦かもしれません!今回は、セメント瓦の塗装方法や耐用年数、リフォームのアドバイスについて解説していきます。ぜひ参考にしてください!
セメント瓦は、セメントやコンクリートを成型し、着色した屋根材です。粘土瓦とは異なり、
スレートに近い性質を持っています。
耐用年数が30〜40年程度ですが、主成分がセメントやコンクリートであるために
吸水しやすいという特徴があるため、
塗装によるメンテナンスが必要です。瓦と言えばメンテナンスが必要のない屋根材という認識が強いですが、セメント瓦は塗装をしないと耐久年数が短くなるリスクがあるんです。
またセメント瓦と似たもので
モニエル瓦(乾式コンクリート瓦)という瓦もあります。こちらも
塗装によるメンテナンスが必要です。モニエル瓦の塗装方法はセメント瓦と同じですが、高圧洗浄で
スラリー層をしっかりと取り除く必要があります。このスラリー層が残ったまま塗装してしまうと、
塗膜が剥がれてしまいますので注意しましょう。また、スラリー層を除去する工程が含まれるため、施工日数は他の屋根材よりも長くなることがあります。
セメント瓦とモニエル瓦は見分けるのが難しいとされていますが、瓦の下の端である
小口を見れば簡単に見分けることができます。セメント瓦は
なめらかで布目模様があり、瓦の表面の塗膜が傷つきやすい一方、モニエル瓦は裏面に会社名が刻印されており、小口が
デコボコでザラっとしている特徴があります。
セメント瓦は廃盤となっているため、耐震性を向上させるために軽量の
金属屋根に葺き替えることもおすすめです。金屋根なら、風や劣化による
部分的な落下の心配がなく、重量も軽いので
耐震性も向上します。また、塗装メンテナンスの手間も不要です。リフォームを考えているのであれば、是非併せてご検討ください!
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