安城市にお住まいの皆様、屋根を見上げた際に先端部分の塗装が剥がれているのを見かけたことはありませんか？

それは破風板、鼻隠しと呼ばれる部分かもしれません。
なかなか聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、お住まいを守る屋根の部位としては非常に重要です。
本ブログでは鼻隠しについて、その役割や劣化状況からの補修についてを解説します。

屋根の鼻隠しは、屋根の先端にある軒先の先端に取り付けられている板のことです。
破風板（はふいた）と混同されることも多いのですが雨樋などが設置されている側面の部分のことを指します。

その役割としては、雨水や風などの浸入を防ぐ、屋根を保護する役割も担っています。

屋根は上からの風には強いのですが、下から吹き上げられる風には弱く、鼻隠しにて強度を保ちます。
また横からの雨水もこの板があることで吹き込みを防ぐことになります。

鼻隠しの劣化の兆候

破風板と同様ではありますが、雨水や強風にさらされることで塗装が剥がれてきます。
傷みがもっとも把握しやすい部分かもしれません。

軽度の場合にはケレンと呼ばれる磨き作業をしてから再塗装することで補修は可能です。
また、剥がれは見られるが木材がまだ十分問題がない場合は、木材がいずれ傷んでしまうことを考えると、板金（金属の板）で鼻隠しを捲いて補強してあげるのがよいでしょう。

下地である木材がすでに腐食しているような場合は、再利用は難しく、部分交換、または全交換する場合が必要です。

鼻隠しの場合、雨樋を取り外す必要もあるため、新しい雨樋に交換するほう、後々のことを考えるとお得な場合があります。

破損や劣化状況が階下からでも視認しやすい鼻隠し。破風や軒天などもそうですが、塗装が剥がれているのを多く見かける箇所でもあります。
当然ながら放置は危険で、部分補修で済むはずだったものが、大きな雨漏りにまで発展し、思わぬ出費となることも。

安易に大丈夫と判断せず、必ず専門家の意見をお聞きください。

街の屋根やさんでは無料点検も行っております。
屋根の専門店でもありますので、お気軽にご相談ください！

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