天窓のメンテナンス方法と耐用年数について
天窓は明るさや風通しを良くするだけでなく、採光によって体調にも良い効果がありますが、定期的なメンテナンスが必要です。今回は耐用年数や雨漏りのリスク、屋根との同時メンテナンスについて詳しく解説します。
天窓は室内の明るさや解放感を向上させるだけでなく、外観・内観にも素敵な印象を与えます。さらに採光や通風に有効であり、特に都心部などの住宅密集地では充分な採光が確保しにくいため、天窓を採用することで光を取り込むことができます。また、開放式の天窓は換気効果もあり、光熱費の節約にも役立ちます。
しかしそんな天窓ですが、
雨漏りのリスクがあるのをご存知ですか?
天窓からの雨漏りの主な原因は、
ゴムパッキンの劣化、
水切りエプロンの経年劣化、
ごみのつまりの3つです。天窓は上空に向けて設置されているため、雨や風の影響を受けやすく、雨漏りにつながりやすいんです。ガラスと屋根の隙間を埋めているゴムパッキンが劣化すると、
雨水が浸入してきます。開閉式の天窓では、
合わせ部分のパッキンからも浸水することがあります
また、天窓の傾斜の下に設置されている水切りエプロンも経年劣化し、アルミや鉛などの素材に
穴が開くことがあります。さらに、天窓の周りの屋根にごみが詰まると、雨水の流れが滞り、
天窓の周囲にたまることで雨漏りしやすくなります。
天窓にも寿命があり、
建築後約25年が目安とされています。25年以上経過すると、経年劣化による不具合や雨漏りの
リスクが高まります。そのため、定期的なメンテナンスが重要です。天窓のメンテナンスは、屋根のリフォームのタイミングに一緒に行うことがおすすめです。
塗装工事や
葺き替え工事、
カバー工事などを考えているのであれば、天窓のメンテナンスも是非ご検討ください!屋根のメンテナンスはおおよそ
10年に1度の間隔で行うことが推奨されています。定期的なメンテナンスを行い、雨漏りを防止しましょう。
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