今回は豊明市でスレート屋根の点検を行ってきました!
コロニアルやカラーベストとも呼ばれていますが
商品名や呼び方の違いで性能的な違いはほとんどありません。
他の屋根材と比べ安価でカラーバリエーションが多い屋根材ですが
焼き物の瓦とは違い、定期的なメンテナンスが必要な屋根材です。
スレートの素地は防水機能が無く
水をどんどん吸い込んでしまいます。
水を吸い込み、乾燥しまた吸い込みと繰り返すことにより
屋根材の浮きや反り、割れに繋がり最悪の場合
雨漏りに繋がる可能性があります。
それを防ぐ為に塗装等のメンテナンスを行っていくのですが
スレート屋根のメンテナンス方法は大きく分けて3種類です。
①既存の屋根材を塗装していく・・・塗装工事
工期も早く費用を抑えれる。
耐久年数:10年~18年
②既存の屋根材の上から新しい屋根材を葺いていく・・・重ね葺き工事(カバー工法)
既設の屋根材の上から施工していくので廃材の処理費がほとんど掛からず
新しい屋根材になる。
※下地を確認する事が出来ない為、下地に腐食等があると施工不可。
耐久年数:25年~30年
③既存の屋根材を撤去して新しい屋根材を葺いていく・・・葺き替え工事
下地の状態も確認、新設していくので安心。
屋根の重量が屋根材によっては軽くなる。
※他のメンテナンスに比べ、費用が掛かる。
耐久年数:25年~30年
この様なメンテナンス方法があります。
どの方法でもまずはしっかりとした点検が必要になり。
その時のご予算や将来設計によって提案は変わってきます。